岡部 光男 作品集     
 
 トップページへ  ■ 1995年以前   ■ 1996〜2000年   ■ 2001〜2005年   ■ 2006〜2010年   ■ 2011〜2015年 

『チェロは語る』 1995年10月 / F8号


チェロの音楽は、時には地の底からのうなり声のような大きな音になるが、
反面赤ん坊のようなやさしい音の時もある。



 


『BEN BEN・・・』 1994年9月 / F8号


文楽の舞台は大変迫力があってすばらしい。そのなかで、
「太夫さん」の熱弁をイラスト風に描いてみた。

 


『我楽多演奏』 1993年11月 / F30号


私は音楽や落語を聞きながら絵を描く時が一番楽しいが、
楽しい気分だけでは人に感動を与える絵とはならない。
思うように出来ない自分が実になさけない。
 


『手をついて』 1993年1月 / F10号


関取と相撲を取ろうとしたのだが・・・。


 


『阿形の面』 1992年9月 / F8号


東大寺の仁王尊は、阿吽一対で、大門を入って来るもの、出て行くものを見守っておられる。




 


『吽形』 1992年5月 / F8号


墨一色でいろんな色を感じさせられたら最高なのですが・・・全然である。




 


『夢』 1992年1月 / F40号


好きなように、こどもが路上に落書きするように描いてゆくことが
自分にとって一番良いと思っている。
しかし時としてそれが出来る時と出来ないことがある。


 


『FUJI』 1991年2月 / F8号


富士山は、絵を描くものにとっては、なくてはならない風景の一つ。
自らをためす最良のモデルのようである。



 


『赫い山』 1990年9月 / F8号


おとぎ話のイメージで・・・。

 


『雷神さん』 1990年6月 / F8号


紙芝居の挿絵のイメージで・・・。

 


『不動』 1989年12月 / F6号


不動尊は厳しい表情の中に暖かい表情がみえるときがある。




 


『電車待ちB』 1989年11月 / F8号


家路に向かう夕刻のプラットホーム、太陽が西の空から私の背中を暖めて“お疲れさん!”と、
言って見送ってくれているような気がした。

 


『トリオ』 1988年9月 / M8号


音楽家は、はにかみ屋さんが多いが、ひとたび演奏にはいると、とても良い面構えとなる。
しかし・・・演奏が終わると、はずかしそうに、そそくさと舞台から去ってしまう。



 


『朱』 1988年2月 / F8号


夕焼けの空を眺めていると、明日もやるぞ!と言う気持ちになる。

 


『奇像の群れ』 1987年10月 / F8号


このような絵になると、顔は必ず自分の顔になってゆく。

 


『吽形の像』 1984年2月 / P40号


奈良東大寺の仁王立像は短足で、ぐっとにらんで立っておられるが、
私が描くと更に短足になってしまう。

 


『食卓』 1980年1月 / F8号


版画風のイメージで・・・。

 


『兵士のはなし』 1979年10月 / F8号


ストラヴィンスキー作曲「兵士のはなし」より。最後のシーンを挿絵風に描いた。

 


『三河万歳』 1972年3月 / F8号


三河万歳師と、白拍子をイメージしたが、漫才師になっている。